製本の種類

目  次 
__sozai__/0012126.png上製本並製本の違い __sozai__/0012126.png製本の分類
__sozai__/0012126.png綴じ方の種類  
製本の基礎解説
__sozai__/0012126.png本の各部名称 __sozai__/0012126.png判型(仕上げ寸法)
__sozai__/0012126.png折丁とは / 折りの手順 __sozai__/0012126.png台とは / 台数計算(台割)
__sozai__/0012126.png16ページ面付け __sozai__/0012126.png製本に使用される主な用紙
__sozai__/0012126.png ケース(函)の種類  


上製本・並製本の違い

書籍の製本方法は大きく分けると上製本(ハードカバー本)並製本(仮製本)があります。

  上 製 本 並 製 本
綴じ方 糸かがり綴じ・アジロ綴じ・中ミシン綴じ 糸かがり綴じ・アジロ綴じ・無線綴じ
背形態

丸背    角背

角背のみ
加工工程 本文を固め裁断した後、背を補強(背固め)し、別途作製の表紙とくるむ 本文と表紙を同時に固め、くるんだ後裁断する
接着剤 ボンドとニカワ ホットメルト
表 紙 芯紙に表紙(紙・クロス)を巻く二重構造、ないし1枚もののビニール表紙 厚めの1枚ものの紙
形態@ チリ付き(本文より表紙が基本3ミリ大きい) チリなし(本文と表紙は同寸法)
形態A ノドに開きをつけてを入れる 溝は無し
製本の分類

製本はさまざまな角度から分類されます。発祥地域により東洋の和漢装本と西洋の洋式装本。また、用途により出版物製本事務用品製本。生産量によって数物製本図書館製本(諸製本)創作製本(ルリュール)に分類されます。様式によってでは、上製本(本製本)並製本(仮製本)に分類できます。さらに、洋式製本の製本様式を細かく区分するには、表紙に使われる芯(しん)材料・表装材料と仕立て方による表紙の種類を併称する必要があります。

         製本種類いろいろ.gif

和本については、巻子本亀甲とじ経本粘葉装(胡蝶装)大和とじ四つ目とじ(唐本装)等があげられます。

綴じ方の種類
無線綴じ 無線綴じ 針金や糸などを用いず、本の背を接着剤で固める綴じ方です。
表紙も中本の背に塗られた接着剤の効果で中本と接合されます。
《用途例》

文庫本
雑誌
カタログ
など
アジロ綴じ あじろ綴じ 折り工程で折丁の背の部分に切り込みを入れて接着剤を入れ、接合しやすくした方法です。

(←図の切り込みは分かりやすくするために拡大していますが、実際はとても細かい切り込みです)
《用途例》

文庫本
月刊誌
カタログ
など
針金綴じ
『中綴じ』
針金とじ中綴じ 針金を使って製本する方法です。中綴じは、背を針金で綴じ、断裁して仕上げます。  《用途例》

週刊誌
小冊子
パンフレット
など
針金綴じ
『平綴じ』
針金とじ平綴じ 平綴じはノドの近くを側面から針金で綴じる方法です。ノド一杯まで本を開けないので綴じ代の分だけスペースが狭くなります。

《用途例》

マンガ雑誌
検定教科書
など

かがり綴じ
(糸綴じ)
糸とじ.jpg 糸綴じは一般的に「かがり綴じ」と呼ばれ、折丁を一折りずつ糸で綴じ合わせ、接着剤で接合させる方法です。
《用途例》

一般書籍
百科事典
など
ミシン綴じ ミシンとじ

1冊の見開きの中央をミシン糸で綴じる方法です。本縫い式ミシンや、下糸を使わない仮縫い式ミシン、パスポートなどに使われる二重式ミシンなどがあります。「中ミシンとじ」ともいう。

側面からミシン糸で綴じる「平ミシンとじ」もある。

《用途例》

ノート
絵本
など 

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